「アラ還になってから、急に肌荒れが治りにくくなった…」
「若いころと同じスキンケアをしているのに、なぜかトラブルが続く…」
そんなお悩みを抱えていませんか?
アラ還(55〜65歳前後)の時期は、女性ホルモンの急激な減少により、肌の性質そのものが大きく変わります。
これまで効いていたケアが突然合わなくなるのは、あなたのケアが間違っているのではなく、肌が変化しているサインです。
この記事では、アラ還世代の肌荒れの原因から、本当に頼りになる化粧品の選び方・おすすめ7選まで、まるっと解説します。
この記事でわかること
- アラ還の肌荒れが起こりやすい理由
- 悪化させてしまうNG習慣
- 肌荒れに効く化粧品の選び方3つのポイント
- おすすめ化粧品7選(洗顔・化粧水・美容液・クリーム)
- 正しいスキンケアの手順
アラ還の肌荒れはなぜ起こる?原因を知ることが改善への近道

アラ還世代の肌荒れは、若い頃の肌荒れとは原因が根本的に異なります。まずは、その仕組みを理解しておきましょう。
女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少
50代後半から60代にかけて、閉経前後の時期に女性ホルモン「エストロゲン」の分泌量が急激に落ちます。
エストロゲンは肌の水分量・コラーゲン・皮脂のバランスを整える役割を持っており、これが減ると肌は一気に乾燥・ゆらぎやすい状態になります。
💡 エストロゲンは肌の潤いを守る縁の下の力持ち。減少すると肌全体のバリア機能が低下します。
皮脂分泌の低下とバリア機能の衰え
皮脂は外部の刺激から肌を守る「天然のバリア」です。しかしアラ還世代では皮脂の分泌が大きく減少し、少しの刺激でも赤みやかゆみ、炎症が起きやすくなります。
さらにセラミドも減少するため、角質層の水分保持力も低下。乾燥→バリア機能の低下→肌荒れ、という悪循環が起きやすくなります。
ターンオーバーの乱れ

肌が生まれ変わる「ターンオーバー」のサイクルは、20代では約28日。しかしアラ還世代では40〜60日以上かかることもあります。
古い角質が長く肌表面にとどまることで、くすみやごわつき、ニキビや吹き出物が治りにくい状態になってしまいます。
30〜40代のケアがそのまま合わなくなる理由
アルコール入りの化粧水、洗浄力の高い洗顔料、香料が多いクリーム。30〜40代では問題なかったアイテムが、アラ還世代の薄くなった肌には刺激になることがあります。
「昔から使っているから大丈夫」という思い込みが、肌荒れの原因になっているケースも少なくありません。
アラ還の肌荒れ、こんな症状ありませんか?

以下のような症状が増えてきたら、アラ還特有の肌荒れのサインかもしれません。
- 乾燥・粉ふきがひどくなってきた
- 大人ニキビ・吹き出物がなかなか治らない
- 赤みや炎症がいつまでも残る
- 肌がピリピリ・かゆみを感じやすくなった
- くすみ・ごわつきが気になる
- 使っていたスキンケアが急に合わなくなった
当てはまる項目が多い方は、アラ還の肌変化に対応したケアへ切り替えるタイミングです。
アラ還の肌荒れに化粧品を選ぶ3つのポイント

商品を選ぶ前に、アラ還の肌に合った化粧品を見極める3つのポイントを確認しておきましょう。
① 保湿成分が豊富かどうか
アラ還の肌に一番必要なのは、とにかく「保湿」です。以下の成分が配合されているものを選びましょう。
- セラミド(特にヒト型セラミド)…角質層のバリアを補修
- ヒアルロン酸…水分を引き寄せて保持
- コラーゲン・グリセリン…しっとり感と弾力をサポート
② 低刺激・敏感肌対応かどうか
アラ還の肌は薄くて繊細です。次のような処方の商品を選ぶのが安心です。
- アルコール(エタノール)フリー
- 無香料・無着色
- パラベン(防腐剤)フリー
- アレルギーテスト済み
③ エイジングケア成分が入っているか
肌荒れをケアしながら、エイジングにも同時にアプローチできる成分が入っているものを選ぶと一石二鳥です。
- ナイアシンアミド…肌荒れ防止+美白・シワ改善
- レチノール…ターンオーバーを促進、シワ改善
- アデノシン…シワ改善の有効成分(厚生労働省認可)
アラ還の肌荒れにおすすめの化粧品7選

それでは、アラ還の肌荒れにおすすめの化粧品を、カテゴリ別に7つご紹介します。
【洗顔①】dプログラム エッセンスイン クレンジングフォーム
価格:約2,200円(100g) タイプ:洗顔フォーム(医薬部外品)
@cosmeベストコスメアワード2025の「ベスト洗顔料 第1位」に輝いた、敏感肌のための洗顔フォームです。
肌荒れを防ぐ薬用有効成分を配合しながら、バリア機能を高める9種の保潤アミノ酸・GLを贅沢に処方。もちもちの濃密泡が肌表面に直接触れることなく、やさしく汚れを落とします。
低刺激処方で、肌の弱いアラ還世代でも安心して使えるのが特徴です。洗い上がりはつっぱり感がなく、しっとりとした感触が続きます。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 有効成分 | グリチルリチン酸2K(抗炎症) |
| フリー処方 | 低刺激設計・敏感肌テスト済み |
| こんな人に | 洗顔後の乾燥・つっぱりが気になる方 |
【洗顔②】キュレル 泡洗顔料
価格:約1,650円(150mL) タイプ:泡タイプ洗顔料(医薬部外品)
セラミドの研究で知られる花王の敏感肌ブランド「キュレル」の洗顔料。「セラミド機能成分」を配合し、洗いながら肌のバリア機能をサポートするのが最大の特長です。
泡立て不要のポンプ式で、ふわふわの泡が出てくるので摩擦を最小限に抑えられます。アルコールフリー・無香料・無着色で、アラ還の薄くなった肌にもやさしい処方です。
ドラッグストアでも購入でき、コスパもよいのでデイリー使いにぴったりです。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 保湿成分 | セラミド機能成分 |
| フリー処方 | アルコールフリー・無香料・無着色 |
| こんな人に | 刺激に敏感で洗顔後にかゆみを感じやすい方 |
【化粧水①】キュレル 潤浸保湿 化粧水
価格:約1,980円(150mL) タイプ:化粧水(医薬部外品)
アラ還の肌荒れに化粧水を一本選ぶなら、まず候補に入れてほしいのがこちらです。
「ヒト型セラミド(セラミド機能成分)」が角質層の奥10層まで浸透し、バリア機能を内側から補修。抗炎症成分「アラントイン」配合で、荒れた肌の炎症を鎮める働きもあります。
アルコール・香料・着色料は不使用。みずみずしいテクスチャーなのに、使用後はしっとりとした質感が長続きします。「Ⅰ(しっとり)」「Ⅱ(とてもしっとり)」「Ⅲ(極しっとり)」の3タイプから選べるので、乾燥が強い方はⅢがおすすめです。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 保湿成分 | セラミド機能成分・アラントイン |
| フリー処方 | アルコールフリー・無香料・無着色 |
| こんな人に | 肌荒れ・乾燥・かゆみが繰り返す方 |
【化粧水②】イハダ 薬用うるおいローション(とてもしっとり)
価格:約1,540円(180mL) タイプ:薬用化粧水(医薬部外品)
資生堂の皮膚科学から生まれた薬用スキンケアブランド「イハダ」の化粧水。肌荒れに直接アプローチする2種の有効成分(アラントイン+グリチルリチン酸ジカリウム)を配合した医薬部外品です。
アルコール・パラベン・香料・着色料をすべて使わない徹底した低刺激処方で、敏感になりやすいアラ還の肌にも安心。2026年にリニューアルし、うるおいをより長時間キープできる処方になりました。
肌荒れを「治す」ことにフォーカスしたい方に特におすすめです。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 有効成分 | アラントイン+グリチルリチン酸ジカリウム |
| フリー処方 | アルコール・パラベン・香料・着色料フリー |
| こんな人に | 繰り返す肌荒れを根本からケアしたい方 |
【美容液①】エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクル クリーム S
価格:約9,350円(22g) タイプ:シワ改善美容液クリーム(医薬部外品)
シワ改善化粧品市場8年連続売上No.1(※)を誇る、資生堂エリクシールの看板アイテムです。
シワ改善有効成分として日本で唯一認可されている「純粋レチノール」を配合。さらにリニューアルでシミ予防成分「トラネキサム酸」もプラスされ、アラ還世代の複数の悩みに同時にアプローチできます。
60代のリピーターも多く、「目尻のシワや首にも使っている」「一生推したいアイテム」という口コミが集まっています。肌荒れが落ち着いてきたら、エイジングケアとしてプラスするのがおすすめです。
※インテージSRI+基礎化粧品(スキンケア)シワ改善市場メインシリーズランキング2017年5月〜2025年4月累計販売金額
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 有効成分 | 純粋レチノール・トラネキサム酸 |
| 効果 | シワ改善・シミ予防 |
| こんな人に | 肌荒れ改善後、本格的なエイジングケアをしたい方 |
【美容液②】ディセンシア リンクルO/L コンセントレート
価格:約11,000円(30mL) タイプ:シワ改善美容液(医薬部外品)
「大人の敏感肌」のために開発されたブランド「ディセンシア」のシワ改善美容液。敏感肌向けブランドとして定評があり、刺激に悩むアラ還世代から特に支持されています。
有効成分は肌荒れ防止&シワ改善に働くナイアシンアミド。合成香料・着色料・アルコールをすべて不使用で、デリケートなアラ還の肌にもやさしい設計です。「リンネル ベストコスメ2023年 スキンケア部門 美容液 第1位」など、複数の美容雑誌でも受賞歴があります。
「敏感肌だから美容液を諦めていた」という方にこそ、使ってみてほしい一本です。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 有効成分 | ナイアシンアミド |
| フリー処方 | 合成香料・着色料・アルコールフリー |
| こんな人に | 敏感肌でエイジングケア美容液を探している方 |
【クリーム】ファンケル モイストリファイン クリーム
価格:約3,850円(50g) タイプ:保湿クリーム(化粧品)
「無添加化粧品」のパイオニア、ファンケルの保湿クリームです。防腐剤・香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤の5つを一切使用しないシンプルな処方で、アラ還の敏感な肌を余計な刺激から守ります。
コラーゲン由来成分が肌にハリとうるおいを補給。スキンケアの最後のフタとして使うことで、日中の乾燥や外部刺激からしっかり肌を守ります。
50〜60代後半の敏感肌ユーザーから「季節の変わり目でも荒れなくなった」「しっとり感が長続きする」という口コミが多く寄せられています。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 保湿成分 | コラーゲン・グリセリン |
| フリー処方 | 防腐剤・香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤フリー |
| こんな人に | 添加物が気になる方・乾燥が特に強い方 |
アラ還の肌荒れを悪化させるNG習慣

せっかく良い化粧品を使っていても、日常のNG習慣が肌荒れの回復を妨げることがあります。心当たりがないかチェックしてみてください。
❌ ゴシゴシ洗顔・タオルの摩擦
アラ還の肌は薄くてデリケート。スポンジや手でゴシゴシ洗ったり、タオルで拭くときに強くこすったりするとバリア機能がダメージを受けます。洗顔は「泡で包む」、タオルは「押し当てる」だけで十分です。
❌ 熱いお湯での洗顔・入浴
42度以上の熱いお湯は、肌に残っている皮脂まで一気に洗い流してしまいます。洗顔・入浴ともに38〜40度のぬるま湯を使いましょう。
❌ 昔から使っているケアをそのまま続ける
30〜40代に使っていたアルコール入り化粧水や洗浄力の強い洗顔料が、アラ還の今の肌には合わなくなっていることがあります。「ずっと使っているから」という理由だけで続けるのは見直しが必要です。
❌ スキンケアのつけすぎ・重ねすぎ
「たくさんつければつけるほど良い」は誤解です。アラ還の肌では多すぎるスキンケアが肌に負担になることも。シンプルに「洗顔→化粧水→美容液→クリーム」の4ステップに絞るのが基本です。
アラ還の肌荒れを改善するスキンケアの基本手順

最後に、アラ還世代に合ったスキンケアの基本手順をご紹介します。
朝のスキンケア
- 洗顔:ぬるま湯か低刺激の洗顔料でやさしく洗う(皮脂を落としすぎない)
- 化粧水:洗顔後30秒以内に、手のひらで包むようにやさしくなじませる
- 美容液(任意):気になるエイジングケアに合わせてプラス
- クリーム:しっかりフタをして日中の乾燥・刺激から守る
💡 朝は皮脂が残っているので、洗顔料を使わず「ぬるま湯だけ洗顔」もおすすめです。
夜のスキンケア
- クレンジング:メイクや日中の汚れをやさしくオフ
- 洗顔:低刺激の洗顔料で毛穴汚れを落とす
- 化粧水:たっぷり保湿。コットンより手のひらが◎
- 美容液:夜はターンオーバーが活発になるため、美容液の成分が入りやすい時間帯
- クリーム:就寝中の乾燥を防ぎながら、肌の修復をサポート
インナーケアも忘れずに
肌荒れは外側のケアだけでは限界があります。
- 睡眠:肌の修復は睡眠中に行われます。22時〜深夜2時の「ゴールデンタイム」は特に重要
- 水分補給:1日1.5〜2Lを目安に。肌内部の水分不足が乾燥を招きます
- 食事:ビタミンC(ブロッコリー、柑橘類)やタンパク質(肉・魚・豆腐)は肌の材料になります
まとめ

アラ還の肌荒れは、ホルモンバランスの変化・バリア機能の低下・ターンオーバーの乱れが重なって起こるもの。「昔のケアが合わなくなった」と感じたら、それは肌が変化しているサインです。
今回ご紹介したおすすめ7選をおさらいします。
| カテゴリ | 商品名 | 価格帯 |
|---|---|---|
| 洗顔 | dプログラム エッセンスイン クレンジングフォーム | 約2,200円 |
| 洗顔 | キュレル 泡洗顔料 | 約1,650円 |
| 化粧水 | キュレル 潤浸保湿 化粧水 | 約1,980円 |
| 化粧水 | イハダ 薬用うるおいローション | 約1,540円 |
| 美容液 | エリクシール エンリッチド リンクル クリーム S | 約9,350円 |
| 美容液 | ディセンシア リンクルO/L コンセントレート | 約11,000円 |
| クリーム | ファンケル モイストリファイン クリーム | 約3,850円 |
まずは洗顔と化粧水から見直して、アラ還の肌に合ったスキンケアへ切り替えることからはじめてみてください。正しいケアを続けることで、肌はきちんと応えてくれます。
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、医療的な診断・治療に代わるものではありません。肌の症状が改善しない場合は、皮膚科医にご相談ください。